ブログ・ケーエムクラブ
齋藤自転車店『シフト』
※過去記事
今回は『シフト』
正確には『シフトレバー』※変速用レバー
色々な『シフトレバー』がありますが
齋藤自転車店所有の自転車を中心に
ご紹介します!
シフトレバー①
『グリップシフター』:MTB・クロス、シティーバイクなど
■笹原所有:パナソニック社製(マウンテンキャット:訳すと『山猫』)
このシフトレバーはグリップを回転させ
変速させるシステム方式(グリップの約半分が回転)
1~7までの数字は変速数(7段変速ということになります)
一般的に自転車の変速方式は
左側のシフトレバー:フロントの変速(ギア:1~3枚)
右側のシフトレバー:リアの変速(ギア:6~11枚)
笹原の自転車を例に
前のギアが3枚 後ろのギアが7枚
つまり3×7=21段変速ということです!
シフトレバー②
『ラピットファイアー』:MTB・クロスバイクなど
■ラピットファイアー(シマノ商標)
グリップの下にあるシルバーとブラックのレバーを
親指と人差し指で操作する形式
こんな感じです!
↓
■見やすいように奥の黒いレバーを操作
実際はグリップを握りながらの操作になります
人差し指で操作するレバーはトップ側へギヤが移動
親指で操作するシルバーのレバーはロー側へギヤが移動
※自転車によって変速方式が違うため、時々混乱しま~す
このマウンテン(MTB)はフロント3枚×リア9枚=27段変速
■妻のクロスバイクも同じ形式:手前のレバーです!
シフトレバー③
『Wレバー』※ダウンチューブシフター
旧式のロードバイクに見られます!
■Wレバー:ハンドルの下に左右にレーバーがある形式
※齋藤自転車店の『チネリ』
2000年に入りこの形式はすっかり減りました!
操作時はハンドルから手を離さなければなりません(立ちこぎ時は不可)
左側のレバーを手前に倒すとフロントの外側のギアにチェーンが移動
右側のレバーをハンドル側に倒すとトップへ(大ギア→小ギアへ)チェーンが移動
この変速方式は慣れるまでに結構時間が掛かります!
1段1段カチカチとギアが入りません!(フリクション方式)
なぜなら、レバーが段階に応じて止まりません(指先の感覚です!)
ちなみに『チネリ』は
フロント2枚×リア6枚=12段変速
シフトレバー④
『バーエンドシフター』:タイムトライアル(TT)
&トライアスロン用
■『バーエンドシフター』:真ん中に突き出た角のような部分に
ついているレバーで変速します!
カマキリ状の両サイドのレバーは『ブレーキ』
さらに・・・『ZOOM UP』
■右側のレバーが起き上がっています(ローの状態)
この突き出たDHバーを握る(両手を前に付き出す)ことにより空気抵抗を
減らしながら変速を行うのだ!
変速は・・・フロント2枚×リア10枚=20段変速
ラストは・・・
シフトレバー⑤
『デュアルコントロールレバー』:ロードレーサー用(現在主流)
この方式は、日本のシマノ製作所が開発した
『ブレーキレバーとシフトレバー』を一体化したもの
■『デュアルコントロールレバー』:ハンドルから突き出た部分
さらに・・・『ZOOM UP』 ②
■ブレーキレバーが2重構造になっているのが分かりますか?
さらに・・・・
■レバーを内側に移動させた状態(ギアがロー側へ移動)
■内側のレバーを内側に移動させた状態(ギアがトップ側へ移動)
さらに角度を変えて・・・
■中指で内側のレバーを操作:トップ側へギアが移動(大ギア→小ギアへ)
■ブレーキ側のレバーを内側に操作:ローギアへ移動(小ギア→大ギアへ)
ちなみにこの『サーベロ』は
フロント2枚×リア11枚=22段変速
ご理解いただけたでしょうか?
頭が混乱しますね(大から小とか、トップからローへとか)
参考写真①:フロントの変速機
■フロントの『ディレーラー』部
※フロントギアの上部にあるチェーンが貫通している部分
この部分が内側に移動することにより
チェーンが内側のギアに入ります
※急勾配の道路では内側にチェーンを移動させます!
参考写真②:リアディレーラー(リア変速部)
■小さなギアが2つ付いている部分
さらに・・・
このリアディレーラーが大ギア→小ギア
小ギア→大ギアへと移動し走行をスムーズにしてくれます!
長々と解説してしまいましたが
自転車って面白いと思いませんか?
※趣味性が強くて申し訳ありません!
ついつい力がはいってしまって・・・
でも・・・・でも・・・・・・
まだまだ続くよ『齋藤自転車店』
次回を・・・・乞うご期待!!!!!